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北海道の各地で開かれた講演会に、

いつも一番前に陣取り熱心に聴いてくれていた幌別商店街の店主たち。

商店街に屋根を掛けようと言う提案に、みんな盛り上がった。

ブティックを経営する再開発組合の専務理事は、

完成するまではと大好きなゴルフを断った。

市長は、毎日のように居酒屋で地権者と夢を語った。

いよいよ解体が始まる前夜、銭湯のご主人が一升瓶を持って浴場に入り、

大きな富士山の絵に日本酒をかけて泣いていた。

登別中央4 丁目地区第一種市街地再開発事業 1992―1995

事業概要

事業名 中央町4丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 協同組合登別中央ショッピングセンター・成田幸久( 個人施行者 )
施行地区 北海道登別市中央町4丁目11番地 

 

事業関係者

再開発コーディネート ㈱アーレックス
基本設計・実施設計 ㈱INA新建築研究所
工事施工 太平・山崎・和田特別共同企業体

 

事業経過


1991年
 4月 中央町地区商店街活性化推進協議会発足
 5月 (協)登別中央ショッピングセンター設立
1992年
 4月 再開発準備会設立
1993年
 3月 都市計画決定(高度利用地区・市街地再開発促進区域)
 6月 「市街地総合再生計画」 建設大臣承認
 8月 再開発事業個人施行認可申請
 9月 再開発事業個人施行認可・公告
 12月 (協)登別中央SC愛称公募
 12月 権利変換計画認可申請・認可
1994年
 2月 解体工事 着工
 3月 (協)登別中央SC愛称決定 「アーニス」
 4月 建築工事 着工
 11月 施設建築物の引渡し・建築工事の完了公告
 12月 オープン
1995年
 3月 第一種市街地再開発事業 終了認可

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