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石狩挽歌が聞こえてきそうな石狩市発祥の地は、

役場庁舎の移転によって急速に廃れ、 放っておくと跡形もなくなりそうだった。

まちの記憶を残すため旧役場とその周辺の飲食店等を再開発し

市民サロンや市営住宅を整備、

総事業費 10 億円に満たない「身の丈再開発」ができあがった。

石狩市旧役場周辺地区　第一種市街地再開発事業　1999―2005

事業概要

​

事業名　旧役場周辺地区第一種市街地再開発事業
施行者　旧役場周辺地区市街地再開発組合
施行地区　北海道石狩市親船町106他

 

事業関係者


再開発コーディネート　㈱アーレックス
基本設計・実施設計　INA・HOTLS 共同企業体
〔 ㈱INA新建築研究所・㈱ホルス 〕
工事施工　榎本・田端本堂・三津橋特定共同企業体

 

事業経過


1995年
　3月　市街地総合再生基本計画作成
1998年
　9月　再開発準備会設立
1999年
　2月　再開発基本計画・推進計画作成
2002年
　都市計画決定（高度利用地区・第一種市街地再開発事業）
　10月　組合設立認可申請
　11月　組合設立認可公告
2003年
　1月　権利変換手続開始の登記
　4月　権利変換計画認可
　4月　解体工事（第2地区） 着工
　5月　建築工事（第2地区） 着工
　11月　建築工事（第2地区） 竣工
2004年
　1月　解体工事（第1地区） 着工
　4月　建築工事（第1地区） 着工
　12月　建築工事（第1地区） 竣工
2005年
　2月　公営住宅入居開始・竣工祝賀会
　3月　組合解散認可申請
　5月　再開発事業完了

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