



再開発事業がはじまり、古い建物を取り壊し、
地権者が仮店舗で営業を始めた矢先に突然、
キーテナントから事業撤退の通達があったそうだ。
最悪の状態を何とかしてほしいと、
市役所からの急な要請を受けて新しいキーテナント探しに奔走。
以前から付き合いのあったスーパーチェーンのオーナー一族が、
この地区で生まれ育った事がわかり、 話はとんとん拍子に進み危機は脱した。 まちづくりの神様はいた。
小樽都市計画稲北地区第一種市街地再開発事業 1994―1999
事業概要
事業名 小樽市稲北地区第一種市街地再開発事業
施行者 小樽市稲北地区市街地再開発組合
施行地区 北海道小樽市稲穂5丁目31番7
事業関係者
再開発コンサルタント ㈱アーレックス
事業経過
1991年
12月 稲北地区再開発準備会発会
0.55haの稲北地区再開発事業推進計画作成
1992年
0.98haの稲北地区再開発事業実施基本構想作成
1994年
8月 小樽市稲北地区市街地再開発準備組合設立
10月 市民生協コープさっぽろと、出店に関する合意書締結
1995年
9月 権利者法人㈱アール・アイ設立(駐車場、商業施設の取得)
9月 ㈱日動と事業への参加に関する合意書締結(分譲住宅の取得)
1996年
3月 都市計画決定(高度利用地区・第一種市街地再開発事業)
6月 施行区域の公告・縦覧
11月 小樽市稲北地区市街地再開発組合設立認可
1997年
3月 権利変換計画認可
6月 コープさっぽろが、事業撤退表明
9月 ㈱札幌フードセンターと出店についての協定書締結
11月 ㈱札幌フードセンター及び(有)札幌ブックセンターと賃貸借予約契約締結
11月 事業計画及び定款変更認可
12月 大店法第3条申請
12月 権利変換計画変更認可
12月 施設建築物工事着手
1998年
6月 大店法第5条申請
9月 分譲住宅販売開始 ・ 大店法第5条申請結審
1999年
3月 商業施設オープン
6月 施設建築物